その2.ラインディフェンスの機能ポイント解説

引き続き掲示板に寄せられた西沢正也様からのラインディフェンスの機能ポイントについてのレクチャーです!


○Question →「ラインディフェンスについて、4バックで行っているのですが、パワーがオフの時 ラインを上げ、オンになった時、背後のスペースを意識した体勢をとるようにしてストップするなどしてラインの押し上げやまた左右へのスライドを行っています。そこで選手にうまく指示ができないのは ハーフウェイラインあたりでのラインアップです。コンパクトなフィールドを作ろうと意識してライン アップしたとき相手の2列目からの攻撃参加に対しての対応の説明や、いつ「引く」のか等うまく説明が できなくて困っています。もし良い方法がありましら教えて頂きたいと思います。」
○Answer  チームによって修正ポイントのツボはそれぞれ違うでしょうが、次の五つの項目を中心にチェックしてみてはいかがでしょうか?

ボールプレッシャーをしっかり! ラインを下げるタイミング 蹴られたらラインの機能原則 GKとの連係 それでも攻撃が続いたら



ラインを上げるタイミングにおいてボールプレッシャーをしっかりかける


サッカーレボリューションCD第9章にもありましたが、縦へのボールをタイミングをはかって蹴らせないというのがポイントになってきます。ボール プレッシャーがかかっていないのにラインをあげるような状況は、特に高い位 置では非常に危険になるからです。そのためにはMFとDFが コミュニケーションをしっかりとり、 誰がいつプレッシャーをかけるのかを 全体として素早く判断する必要があります。


蹴られそうになったら予測して早く下がる

それでも蹴られそうになったら、来たボールに対して前へ出て「インターセプト」 をするような感覚になれるくらいしっかり視野を確保しながら下がります。FWと「ヨーイどん」で下がるようでは遅いということです。この時個々が「ボールウォッチャー」にならずに、誰が誰と1対1なのかマークの担当をしっかり整理できなければなりません。

蹴られたらラインディフェンスの機能原則(チャレンジ&カバー)

実際に蹴られてしまったら、サッカーレボリューションでもおなじみのチャレンジ&カバーの原則です。 1人がチャレンジ、3人は正しい身体の向きでカバーリングに入ります。その時カバーリングに入る 人間はチャレンジに行ったDFにたいして、正しいポジショニングをとることが重要です。(絞ってスペースのカバーをし、かつ自分の担当マークを視野に捉える)

GKとの連係を使う

現代のサッカーでは当たり前になってきていますが、GKがスイーパーの役割もこなす必要があります。 ハーフウェイライン近く まで上がってDFラインに対してはペナルティエリア外まで出て、縦に蹴られて 来たボールに対してカバーリングに入るという役目は不可欠です。DFが、ラインの背後に空いた大きな スペースを行ったり来たりしていたのでは高いラインを維持する事はできませんし、スタミナ面 でも非常に 大きな負担がかかります。こうした機能を GKが担えるようになっていれば攻撃においても、GKが攻撃の 起点となることも可能になってきます。

それでも攻撃を終わらすことができなかったら

慌てずに攻撃を遅らせて、守備の整備をする時間を稼ぐことを優先します(delay→ディレイ)。ボールに向かって背走する場合でも、ボールを追う者、カバーに入る者の役割を動きの中でもコミュニケーションをとって整理できるようにする必要があります。

<まとめ>
指導されているチームが抱えている問題点の傾向は、当然それぞれに異なっていると思いますが ラインディフェンス を行う際には、こうした発想がチームに浸透している必要があります。 既にお気付きでしょうが、システムというの はいずれも、個人・グループ戦術の上に成り立ちます。ここで記した「キーポイント」も個人・グループ戦術を 基本にしておりますので、その部分も随時チェックしながら修正すると良いでしょう。ポイントを順にチェックして いくことでライン操作のきめをより細かく向上させていくことができると思います。 <大野氏談>






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